外資コンサル就活経験者による面接攻略Tips

外資コンサル就活経験者による面接攻略Tips


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この記事ではイギリス・ロンドンの大学に正規留学している筆者が、外資系コンサル企業3社から内定を獲得した経験をもとに面接攻略tipsを紹介します。 私の場合、運が良かったこともあり、外資系コンサル企業3社から内定をいただきました。海外大生が日本での就活をするうえで大事だと感じたポイントを紹介します。 ※私はかなり短期間で就活をしていて、外資系コンサル3社しか選考を受けていないので全ての就活に当てはまる情報ではないことをご了承ください。

この記事ではイギリス・ロンドンの大学に正規留学している筆者が、外資系コンサル企業3社から内定を獲得した経験をもとに面接攻略tipsを紹介します。 私の場合、運が良かったこともあり、外資系コンサル企業3社から内定をいただきました。海外大生が日本での就活をするうえで大事だと感じたポイントを紹介します。 ※私はかなり短期間で就活をしていて、外資系コンサル3社しか選考を受けていないので全ての就活に当てはまる情報ではないことをご了承ください。











1.外資系コンサルティング企業 海外大生選考の流れ

1.外資系コンサルティング企業 海外大生選考の流れ

私は、外資系コンサルティング企業3社の選考を受けました。

ひとつはロンドンで行われた企業セミナーを受け選考に臨み、その他は飛び入りのような形で面接を受けました。3社とも一次面接、二次面接、最終面接という流れで、面接形式については対面もオンラインもありましたし、ケース面接も人事面接(人物面接)もありました。

▸面接形式の詳細はこちら
人物面接とは?:内定獲得には必須!人物面接のコツ
ケース面接とは?:ケース面接って何?~評価されるポイントと対策方法~


私は、外資系コンサルティング企業3社の選考を受けました。

ひとつはロンドンで行われた企業セミナーを受け選考に臨み、その他は飛び入りのような形で面接を受けました。3社とも一次面接、二次面接、最終面接という流れで、面接形式については対面もオンラインもありましたし、ケース面接も人事面接(人物面接)もありました。

▸面接形式の詳細はこちら
人物面接とは?:内定獲得には必須!人物面接のコツ
ケース面接とは?:ケース面接って何?~評価されるポイントと対策方法~











2.面接準備のポイント・面接での心構え

2.面接準備のポイント・面接での心構え

私の場合、短期間での就職活動だったため一般的な面接対策をじっくりとおこなったわけではないのですが、面接の回数を重ねるうちに少しコツが分かるようになってきて、スムーズに面接が進むようになりました。

面接時の面接官の方のコメントやリアクションも踏まえて、大事だと感じたポイントをご紹介します。


私の場合、短期間での就職活動だったため一般的な面接対策をじっくりとおこなったわけではないのですが、面接の回数を重ねるうちに少しコツが分かるようになってきて、スムーズに面接が進むようになりました。

面接時の面接官の方のコメントやリアクションも踏まえて、大事だと感じたポイントをご紹介します。











(1) 事前準備:自己分析は過去の意思決定の「なぜ?」から探る

(1) 事前準備:自己分析は過去の意思決定の「なぜ?」から探る

進路、アルバイト、課外活動など、当時は何気なく決めたことでもしっかり振り返ると自分なりの理由があったりします。例えば「一番楽なイメージがあったから」という理由にも、自分だからこそ楽に感じた背景があり、それは自分の強みが活かせるものだったからかもしれません。「楽しそうだったから」には自分がどんな事に興味があったり、モチベーションを感じるかが分かり、就活の軸や志望動機のヒントになるかもしれません。

このように「過去の自分はなぜその行動をとったのだろう」と考えると、面接で話すエピソードが増えていきました。ストーリーを自分の中で整理しておくと事前に想定していない質問が来ても、そのストーリー内で回答になりそうなものを瞬時に見つけて回答することができました。事前に想定していたことだけが聞かれる面接はほぼないと思うので、フレキシブルさは大事だと思います。


進路、アルバイト、課外活動など、当時は何気なく決めたことでもしっかり振り返ると自分なりの理由があったりします。例えば「一番楽なイメージがあったから」という理由にも、自分だからこそ楽に感じた背景があり、それは自分の強みが活かせるものだったからかもしれません。「楽しそうだったから」には自分がどんな事に興味があったり、モチベーションを感じるかが分かり、就活の軸や志望動機のヒントになるかもしれません。

このように「過去の自分はなぜその行動をとったのだろう」と考えると、面接で話すエピソードが増えていきました。ストーリーを自分の中で整理しておくと事前に想定していない質問が来ても、そのストーリー内で回答になりそうなものを瞬時に見つけて回答することができました。事前に想定していたことだけが聞かれる面接はほぼないと思うので、フレキシブルさは大事だと思います。











(2) 事前準備:自己紹介文と逆質問は決めておく

(2) 事前準備:自己紹介文と逆質問は決めておく

どの面接も最初に「軽く自己紹介をお願いします」と言われていました。「はいどうぞ!」とマイクが渡されるような感覚になるので、決めていないと緊張から上手くしゃべれないのではと思います。

検索すると色々な自己紹介文のポイントやテンプレが出てきますが、私は「面接は対話」という意識で望んでいたので、普通の会話でするような自己紹介(出身地、経歴、専攻など)をしていました。

逆質問は、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれるものです。こちらも面接官主導で進んでいた面接から急にマイクが渡される感覚なので、スムーズに質問できるように事前に何を質問するか決めていました。ウェブサイトやセミナーの内容で気になったことを中心に2つずつ用意していましたが、面接中に疑問に思ったことがあればそれを優先して質問していました。

「前の面接と同じ内容の質問」「リサーチ不足だなと思われそうなこと」「誰でも・どの企業にも聞けること」などは避けるようにしていました。


どの面接も最初に「軽く自己紹介をお願いします」と言われていました。「はいどうぞ!」とマイクが渡されるような感覚になるので、決めていないと緊張から上手くしゃべれないのではと思います。

検索すると色々な自己紹介文のポイントやテンプレが出てきますが、私は「面接は対話」という意識で望んでいたので、普通の会話でするような自己紹介(出身地、経歴、専攻など)をしていました。

逆質問は、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれるものです。こちらも面接官主導で進んでいた面接から急にマイクが渡される感覚なので、スムーズに質問できるように事前に何を質問するか決めていました。ウェブサイトやセミナーの内容で気になったことを中心に2つずつ用意していましたが、面接中に疑問に思ったことがあればそれを優先して質問していました。

「前の面接と同じ内容の質問」「リサーチ不足だなと思われそうなこと」「誰でも・どの企業にも聞けること」などは避けるようにしていました。











(3) 面接の心構え:素の自分を見せることを恐れない

(3) 面接の心構え:素の自分を見せることを恐れない

面接を受けていて感じたこととしては、クライアントとの信頼関係や個々の思考力が大事なコンサルティング企業ならではなのかもしれませんが、私という人間に興味があるという印象でした。それを知るために、生い立ちや、性格、趣味、学生生活、就活の軸、専攻についてや、今の日本の企業に思うことを聞かれました。

定番の質問「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」もなにか数字を用いた成果より、なにを目的とし、その際にどのような役割を担って、どう考え工夫したか を深く聞かれました。

長所に加えて短所もよく聞かれましたが、素直に答えていました。就活サイト等を見ると、「分かりやすく長所にもなりゆる短所が良い」や「こんな短所はNG!」などと書いてありますが、私は気にしないことにしました。友人からは「コンサルタントとしてマイナスの評価になるんじゃない?」と指摘された短所でしたが、どの面接官の方もしっかりと話を聞いてくれて、フォローまでしてくださいました。

短所が何かよりも、そのエピソードの伝え方とそのようなマイナスなことが起きたときにどう考え、
対処するのかが問われていると感じました。ポテンシャル採用をおこなっている日本ならではですが、過去や現在の知識・スキルより、これからの学習能力や人間性に重きを置いているので、決まったことを話すだけではなく、嘘偽りない素を見せることが大事だなと思いました。


面接を受けていて感じたこととしては、クライアントとの信頼関係や個々の思考力が大事なコンサルティング企業ならではなのかもしれませんが、私という人間に興味があるという印象でした。それを知るために、生い立ちや、性格、趣味、学生生活、就活の軸、専攻についてや、今の日本の企業に思うことを聞かれました。

定番の質問「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」もなにか数字を用いた成果より、なにを目的とし、その際にどのような役割を担って、どう考え工夫したか を深く聞かれました。

長所に加えて短所もよく聞かれましたが、素直に答えていました。就活サイト等を見ると、「分かりやすく長所にもなりゆる短所が良い」や「こんな短所はNG!」などと書いてありますが、私は気にしないことにしました。友人からは「コンサルタントとしてマイナスの評価になるんじゃない?」と指摘された短所でしたが、どの面接官の方もしっかりと話を聞いてくれて、フォローまでしてくださいました。

短所が何かよりも、そのエピソードの伝え方とそのようなマイナスなことが起きたときにどう考え、
対処するのかが問われていると感じました。ポテンシャル採用をおこなっている日本ならではですが、過去や現在の知識・スキルより、これからの学習能力や人間性に重きを置いているので、決まったことを話すだけではなく、嘘偽りない素を見せることが大事だなと思いました。











(4) 面接の心構え:面接は双方の情報収集の場

(4) 面接の心構え:面接は双方の情報収集の場

初めての面接で、面接官の方が「面接は就活生と面接官どちらもが、企業と就活生のマッチ度を図る場」と仰っていて私はずっとその気持ちで面接に臨んでいました。もちろん、面接官と企業ではありますが、選ぶ側と選ばれる側のようには思っていませんでした。

嘘偽りのない自分を見せ、そこを評価していただけなかったのなら、私とは合わない企業なのだなと思うことにしていました。

面接で分かることというのは多くあります。特にコンサルティング企業は、社員(コンサルタント)が商品なので、その選考方法というのに企業の本質が現れると思っています。質問内容からどのような人材が欲しいのか、よってどのようなサービス提供を目指しているのかを考えていました。

3社ともとても丁寧な面接で、色んな要素を検討しながらしっかり選考しているのだなと思いました。


初めての面接で、面接官の方が「面接は就活生と面接官どちらもが、企業と就活生のマッチ度を図る場」と仰っていて私はずっとその気持ちで面接に臨んでいました。もちろん、面接官と企業ではありますが、選ぶ側と選ばれる側のようには思っていませんでした。

嘘偽りのない自分を見せ、そこを評価していただけなかったのなら、私とは合わない企業なのだなと思うことにしていました。

面接で分かることというのは多くあります。特にコンサルティング企業は、社員(コンサルタント)が商品なので、その選考方法というのに企業の本質が現れると思っています。質問内容からどのような人材が欲しいのか、よってどのようなサービス提供を目指しているのかを考えていました。

3社ともとても丁寧な面接で、色んな要素を検討しながらしっかり選考しているのだなと思いました。











3.最後に 海外大生の就活・面接対策について

3.最後に 海外大生の就活・面接対策について

面接の場は緊張しますし、普段聞き慣れていなかったり、使い慣れていない日本語での応対は本当に疲れると思います。

しかし、自分についてこんなにも聞いて貰える場は他にないので、思う存分自分のことや経歴について語ってほしいなと思います。

ビジネス日本語に慣れていない方は、ぜひ日本の企業ドラマを観てみてください。「倍返しだ!」のセリフが有名なあのドラマのように、ビジネスや仕事がテーマのドラマは面接で使える言い回しや敬語を耳からインプットできるので、おすすめです!

海外大生といっても、過去の経歴や海外渡航の理由は人それぞれだと思います。どのような経緯でも必ずアピールポイントになり得るものがあると思うので、存分にアピールしてほしいなと思います。

そして自分の強みを自分で見つけるというのは簡単ではないと思うので、友達と話したり、就活コンサルタントの方と話して強みを見つけてもらうのもとても良いと思います。

Connect Jobのコンサルタントとのキャリアカウンセリング ご予約はこちら(無料)
※キャリアカウンセリングの予約には、Sign Upが必要です


面接の場は緊張しますし、普段聞き慣れていなかったり、使い慣れていない日本語での応対は本当に疲れると思います。

しかし、自分についてこんなにも聞いて貰える場は他にないので、思う存分自分のことや経歴について語ってほしいなと思います。

ビジネス日本語に慣れていない方は、ぜひ日本の企業ドラマを観てみてください。「倍返しだ!」のセリフが有名なあのドラマのように、ビジネスや仕事がテーマのドラマは面接で使える言い回しや敬語を耳からインプットできるので、おすすめです!

海外大生といっても、過去の経歴や海外渡航の理由は人それぞれだと思います。どのような経緯でも必ずアピールポイントになり得るものがあると思うので、存分にアピールしてほしいなと思います。

そして自分の強みを自分で見つけるというのは簡単ではないと思うので、友達と話したり、就活コンサルタントの方と話して強みを見つけてもらうのもとても良いと思います。

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