海外大学・大学院留学準備 奨学金はどうやって申請する?

海外大学・大学院留学準備 奨学金はどうやって申請する?


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留学で必ず必要になるのが ”お金” ですよね。 学費や現地での生活費以外にも、航空券やビザ、保険など、渡航前から留学にはさまざまな費用がかかります。「お金の余裕は心の余裕」というように、十分な資金がないと留学準備・生活中の精神的負担がよりかかってしまいます。 そこで、皆さんの不安を取り除き、留学実現をサポートするために、今回の記事では奨学金準備についてご紹介していきます!

留学で必ず必要になるのが ”お金” ですよね。 学費や現地での生活費以外にも、航空券やビザ、保険など、渡航前から留学にはさまざまな費用がかかります。「お金の余裕は心の余裕」というように、十分な資金がないと留学準備・生活中の精神的負担がよりかかってしまいます。 そこで、皆さんの不安を取り除き、留学実現をサポートするために、今回の記事では奨学金準備についてご紹介していきます!











1.海外大学・大学院留学 奨学金の基本情報

1.海外大学・大学院留学 奨学金の基本情報

まず、海外大へ留学する際の奨学金には貸与型給付型の2種類があります。

貸与型は、留学終了後に有利子あるいは無利子で返還義務のある奨学金です。
よって、貸与型奨学金に応募する際は、世帯収入などの所得基準や、
奨学金返済が困難になった時の保証として保証機関や保証人を付ける必要があります。
ただ、その審査さえ通過すれば、面接などの選考ステップはなく受給できることが多いです。

一方、給付型は返済不要の奨学金で、募集人数が決まっているため倍率も高く、
願書や推薦状などの書類選考、面接を経て優秀な人が選ばれます。
海外留学向けの奨学金は、この給付型が多くを占めています。

今回の記事では、この給付型奨学金にフォーカスして
どのように準備していけばよいのかを一緒に見ていきましょう!


まず、海外大へ留学する際の奨学金には貸与型給付型の2種類があります。

貸与型は、留学終了後に有利子あるいは無利子で返還義務のある奨学金です。
よって、貸与型奨学金に応募する際は、世帯収入などの所得基準や、
奨学金返済が困難になった時の保証として保証機関や保証人を付ける必要があります。
ただ、その審査さえ通過すれば、面接などの選考ステップはなく受給できることが多いです。

一方、給付型は返済不要の奨学金で、募集人数が決まっているため倍率も高く、
願書や推薦状などの書類選考、面接を経て優秀な人が選ばれます。
海外留学向けの奨学金は、この給付型が多くを占めています。

今回の記事では、この給付型奨学金にフォーカスして
どのように準備していけばよいのかを一緒に見ていきましょう!











2.海外大学・大学院留学 返済不要型奨学金の種類

2.海外大学・大学院留学 返済不要型奨学金の種類

海外大学・大学院留学の給付型奨学金には以下のような種類があります。

■日本政府-日本学生支援機構(JASSO)

■外国政府-JASSO協力の奨学金もあり

■地方自治体、民間団体、日本の大学、その他
・地方自治体:対象の都道府県内の学校に在籍していることが条件であることが多い
・民間団体:法人、非営利団体、企業連合など
・日本の大学:在学大学の留学センター・サービスに聞いてみてもよし

■現地大学
大学出願前・出願時に応募できるものと、入学許可が出てからできるものがあるので要チェック

返済不要型奨学金の中には、一括給付されるものや月額で支給されるもの、
数万・数十万単位のものから百万単位のものなど、その内容は様々です。

どの奨学金に受かったとしても、1つの奨学金で全留学費用をカバーするのは
多くの場合難しいため、複数の奨学金に応募することをお勧めします。
※併願不可の奨学金もあるため、応募条件を確認しましょう!


海外大学・大学院留学の給付型奨学金には以下のような種類があります。

■日本政府-日本学生支援機構(JASSO)

■外国政府-JASSO協力の奨学金もあり

■地方自治体、民間団体、日本の大学、その他
・地方自治体:対象の都道府県内の学校に在籍していることが条件であることが多い
・民間団体:法人、非営利団体、企業連合など
・日本の大学:在学大学の留学センター・サービスに聞いてみてもよし

■現地大学
大学出願前・出願時に応募できるものと、入学許可が出てからできるものがあるので要チェック

返済不要型奨学金の中には、一括給付されるものや月額で支給されるもの、
数万・数十万単位のものから百万単位のものなど、その内容は様々です。

どの奨学金に受かったとしても、1つの奨学金で全留学費用をカバーするのは
多くの場合難しいため、複数の奨学金に応募することをお勧めします。
※併願不可の奨学金もあるため、応募条件を確認しましょう!











3.海外大学・大学院留学 奨学金リサーチのチェックポイント

3.海外大学・大学院留学 奨学金リサーチのチェックポイント

ここで具体的に海外大学・大学院留学の奨学金を探す際に、注意すべきポイントを紹介します!

■募集期間・締め切り
ほとんどの給付型奨学金は、募集時期が1年に1回など非常に限られているため、
とにかく「早めに、計画的に」動くことが重要です。
自分の留学スケジュールとも合わせて逆算して動きましょう!

■出願条件・応募資格
奨学金の種類によって出願条件や応募資格は全く異なるので、
以下のようなポイントに注意が必要です。

・日本国籍、留学渡航前まで日本国内在住か
・留学先の国・地域
・留学先校の課程(大学・大学院、正規留学か)
・入学時期
・過去に海外大に在籍経験がないか
・大学の成績(GPA〇〇以上など)
・語学力
・専攻分野
・年齢制限
・他の奨学金と併願可能か
・応募時点で志望校に合格している必要があるか、
 あるいは留学先の出願と奨学金の応募を同時に進められるか

経歴や年齢など、自分で変えられない条件はあきらめるしかありませんが、
自分次第で応募の選択肢を広げられるのが、大学の成績(GPA)英語のテストスコアです!
「いい奨学金を見つけたけどGPAが足りない!」となったらもったいないですし、悔しいですよね。
日ごろから学校の授業や語学の勉強を頑張りましょう!!


ここで具体的に海外大学・大学院留学の奨学金を探す際に、注意すべきポイントを紹介します!

■募集期間・締め切り
ほとんどの給付型奨学金は、募集時期が1年に1回など非常に限られているため、
とにかく「早めに、計画的に」動くことが重要です。
自分の留学スケジュールとも合わせて逆算して動きましょう!

■出願条件・応募資格
奨学金の種類によって出願条件や応募資格は全く異なるので、
以下のようなポイントに注意が必要です。

・日本国籍、留学渡航前まで日本国内在住か
・留学先の国・地域
・留学先校の課程(大学・大学院、正規留学か)
・入学時期
・過去に海外大に在籍経験がないか
・大学の成績(GPA〇〇以上など)
・語学力
・専攻分野
・年齢制限
・他の奨学金と併願可能か
・応募時点で志望校に合格している必要があるか、
 あるいは留学先の出願と奨学金の応募を同時に進められるか

経歴や年齢など、自分で変えられない条件はあきらめるしかありませんが、
自分次第で応募の選択肢を広げられるのが、大学の成績(GPA)英語のテストスコアです!
「いい奨学金を見つけたけどGPAが足りない!」となったらもったいないですし、悔しいですよね。
日ごろから学校の授業や語学の勉強を頑張りましょう!!











4.海外大学・大学院留学 奨学金申請の出願書類

4.海外大学・大学院留学 奨学金申請の出願書類

海外大学・大学院留学の奨学金のリサーチ、成績・語学力アップと準備の下地が整ったら、
いよいよ出願です。
具体的な応募書類は各奨学金ごとによりますが、頻繁に求められる書類を紹介していきます!

<願書・志望書>

■留学の理由・目的
なぜ、何のために留学しようと思ったか
なぜその国・地域・学校・コースを選んだか

■留学・研究計画
留学中に成し遂げたいこと、習得したいこと、論文・研究テーマなど

■現在の抱負、キャリアビジョンなど
留学で得ようとしていること、海外経験をキャリアにどう活かしたいか
留学へ行くことと将来の目標がどう結びついているのか示せると良いでしょう。

■日本の大学での勉強・研究・卒論など

■学生生活で力を入れたこと、自己PRなど

面接での選考がある場合は、これらの経歴や志望動機はそのまま話せますし、
そもそも留学先への出願にも答えるであろう項目なので、
何度もブレインストーミング・推敲しておきましょう!

また、ご自身の留学の動機以外にも、
「なぜこの特定の奨学金に応募したいのか」を聞かれることもあります。

例えば、日本の民間企業の奨学金であれば
「留学経験を日本のビジネスにどう還元したいか」というように、
ビジネスの観点や「帰国後、日本へ貢献」といった意欲を見せられるとベターです。
奨学金を支給する団体がどんな団体で、どんな分野に特化しているかに合わせてかけると良いですね。

<推薦状>

多くの場合、担当教員より1通、学長・学部長・研究科長から1通の計2通が求められます。

■担当教員
担当教員は、ゼミの教授や特に仲の良い先生など、
あなたのことをよく知っている教授に書いてもらえると良いでしょう。

■学長・学部長・研究科長
ほとんどの学生さんは学長・学部長・研究科長と関わったことがないし、
どうやって頼めばいいの?と思っているかもしれません。

筆者の大学の場合、学部事務所の方と面談をして代理で推薦状を作成してくれました。

流れとしては、まず事務所に推薦状作成依頼の相談をし、
願書に書いた志望動機や推薦文に書いてほしいアピールポイントなどを伝えます。
その後面談をし、指定された書式で作成された推薦状を郵送で送ってもらいました。

コロナ渦だったこともあり、メールでのやり取り、オンライン面談でかなりスムーズにできました。
大学によってシステムは異なるので、まずは教授や学部・研究科に相談してみましょう!

■推薦状の書式・様式
・レターヘッドありか普通のA4紙か
・枚数
・横書きか、片面か
・郵送提出の場合、厳封か、学部指定の封筒かどうか ...など
書式に細かい指定がある場合、事前にきちんと推薦状を書いてくれる方に伝えましょう。

最後に、教授も大学のスタッフも、忙しい中わざわざ皆さんのために推薦状を作ってくださいます。
作成してもらった原稿を自分自身が読んでみて、何回か推敲する時間も必要になるかもしれないので、
提出締切に余裕をもって依頼するようにしましょう。

また、作成依頼をする際と作成してもらった後のお礼も忘れずに!

<成績証明書>
通常、大学入学から現在までの全ての成績が記載された成績証明書の原本を提出します。
また、評価制度は大学によって異なるため、GPAに変換したものを求められることも多いです。

<英語試験の成績証明書>
英語圏であれば、TOEFL・IELTSの証明書を提出することが一般的です。
顔写真付き、過去2年以内に受験したものといった指定があることもあるので、
正式な証明書を用意できるようにしておきましょう!

<留学先の大学の入学許可書の写し>
留学先の入学選考と奨学金の出願時期が重なっているけどどうしよう?と
思う方もいるかもしれません。
同じようなケースの学生は多く、留学先が決まっていない場合は
入学許可書は不要としている奨学金がほとんどなので、あまり心配しなくても大丈夫です。

<その他、参考になる資料>
課外活動の記録、学術研究で賞を取った経験、追加の推薦状など、
自分をアピールできるものがあればサポート資料として加えることもあります。


海外大学・大学院留学の奨学金のリサーチ、成績・語学力アップと準備の下地が整ったら、
いよいよ出願です。
具体的な応募書類は各奨学金ごとによりますが、頻繁に求められる書類を紹介していきます!

<願書・志望書>

■留学の理由・目的
なぜ、何のために留学しようと思ったか
なぜその国・地域・学校・コースを選んだか

■留学・研究計画
留学中に成し遂げたいこと、習得したいこと、論文・研究テーマなど

■現在の抱負、キャリアビジョンなど
留学で得ようとしていること、海外経験をキャリアにどう活かしたいか
留学へ行くことと将来の目標がどう結びついているのか示せると良いでしょう。

■日本の大学での勉強・研究・卒論など

■学生生活で力を入れたこと、自己PRなど

面接での選考がある場合は、これらの経歴や志望動機はそのまま話せますし、
そもそも留学先への出願にも答えるであろう項目なので、
何度もブレインストーミング・推敲しておきましょう!

また、ご自身の留学の動機以外にも、
「なぜこの特定の奨学金に応募したいのか」を聞かれることもあります。

例えば、日本の民間企業の奨学金であれば
「留学経験を日本のビジネスにどう還元したいか」というように、
ビジネスの観点や「帰国後、日本へ貢献」といった意欲を見せられるとベターです。
奨学金を支給する団体がどんな団体で、どんな分野に特化しているかに合わせてかけると良いですね。

<推薦状>

多くの場合、担当教員より1通、学長・学部長・研究科長から1通の計2通が求められます。

■担当教員
担当教員は、ゼミの教授や特に仲の良い先生など、
あなたのことをよく知っている教授に書いてもらえると良いでしょう。

■学長・学部長・研究科長
ほとんどの学生さんは学長・学部長・研究科長と関わったことがないし、
どうやって頼めばいいの?と思っているかもしれません。

筆者の大学の場合、学部事務所の方と面談をして代理で推薦状を作成してくれました。

流れとしては、まず事務所に推薦状作成依頼の相談をし、
願書に書いた志望動機や推薦文に書いてほしいアピールポイントなどを伝えます。
その後面談をし、指定された書式で作成された推薦状を郵送で送ってもらいました。

コロナ渦だったこともあり、メールでのやり取り、オンライン面談でかなりスムーズにできました。
大学によってシステムは異なるので、まずは教授や学部・研究科に相談してみましょう!

■推薦状の書式・様式
・レターヘッドありか普通のA4紙か
・枚数
・横書きか、片面か
・郵送提出の場合、厳封か、学部指定の封筒かどうか ...など
書式に細かい指定がある場合、事前にきちんと推薦状を書いてくれる方に伝えましょう。

最後に、教授も大学のスタッフも、忙しい中わざわざ皆さんのために推薦状を作ってくださいます。
作成してもらった原稿を自分自身が読んでみて、何回か推敲する時間も必要になるかもしれないので、
提出締切に余裕をもって依頼するようにしましょう。

また、作成依頼をする際と作成してもらった後のお礼も忘れずに!

<成績証明書>
通常、大学入学から現在までの全ての成績が記載された成績証明書の原本を提出します。
また、評価制度は大学によって異なるため、GPAに変換したものを求められることも多いです。

<英語試験の成績証明書>
英語圏であれば、TOEFL・IELTSの証明書を提出することが一般的です。
顔写真付き、過去2年以内に受験したものといった指定があることもあるので、
正式な証明書を用意できるようにしておきましょう!

<留学先の大学の入学許可書の写し>
留学先の入学選考と奨学金の出願時期が重なっているけどどうしよう?と
思う方もいるかもしれません。
同じようなケースの学生は多く、留学先が決まっていない場合は
入学許可書は不要としている奨学金がほとんどなので、あまり心配しなくても大丈夫です。

<その他、参考になる資料>
課外活動の記録、学術研究で賞を取った経験、追加の推薦状など、
自分をアピールできるものがあればサポート資料として加えることもあります。











5.海外大学・大学院留学 奨学金申請のまとめ

5.海外大学・大学院留学 奨学金申請のまとめ

今回は、留学に向けた返済不要型奨学金の準備方法について見ていきました!
奨学金のリサーチから書類の準備まで、
留学先大学への出願と同じくらい労力がいることもあるかと思います。

繰り返しになりますが、早め早めの行動を心がけていきましょう!


今回は、留学に向けた返済不要型奨学金の準備方法について見ていきました!
奨学金のリサーチから書類の準備まで、
留学先大学への出願と同じくらい労力がいることもあるかと思います。

繰り返しになりますが、早め早めの行動を心がけていきましょう!