【イギリス大学院留学】充実した留学生活を送るためには?就活と学業の両立Tips紹介

【イギリス大学院留学】充実した留学生活を送るためには?就活と学業の両立Tips紹介


UK大学院

イギリスの大学院といえば、修士課程を1年間で修了できる (世界のほとんどの国では通常2年) ことが大きな特徴ですが、授業、修論、就活を1年で全てこなすのは大変なのでは?!と思っている方も多いと思います。 今回の記事では、そんな忙しいUK大学院生活をどう過ごしたらいいか、イギリスのゴールドスミス大学 (Goldsmiths, University of London) 大学院を卒業した筆者や、周りの友人の経験をもとに Tips を紹介していきます。 すでに留学している方、これから院進を考えている方、ぜひ参考にしてみてください!!

イギリスの大学院といえば、修士課程を1年間で修了できる (世界のほとんどの国では通常2年) ことが大きな特徴ですが、授業、修論、就活を1年で全てこなすのは大変なのでは?!と思っている方も多いと思います。 今回の記事では、そんな忙しいUK大学院生活をどう過ごしたらいいか、イギリスのゴールドスミス大学 (Goldsmiths, University of London) 大学院を卒業した筆者や、周りの友人の経験をもとに Tips を紹介していきます。 すでに留学している方、これから院進を考えている方、ぜひ参考にしてみてください!!


1.イギリス大学院の1年間のスケジュール

※今回ご紹介する大学情報は、あくまで私の所属学部 (Media, Communications and Cultural Studies) と専攻コース(ジャーナリズム系)の例です。

私の大学は3学期制で、授業期間約3か月と休暇期約1か月を繰り返すというサイクルでした。
授業は約10〜11週で、学期の真ん中にReading weekがあります。

Reading weekとは、履修科目の文献のリーディングを進めましょうというのが名目で、コースによっては課題が出ることもあります。

しかし、実際は1週間の休暇のようなもので、多くの学生は旅行に行ったり、つかの間の息抜きを楽しんだりします (笑)。
私もこの期間、スコットランドのエディンバラへ旅行に行きました!

UK大学院 スケジュール



Welcome week:9月最終週

・Welcome week:新入生向けにSocietyやStudent Union (日本でいうサークル)
が色々なイベントを用意し、友達づくりやコミュニティ探しの場を提供してくれる期間

Autumn term:9月末~12月半ば

・授業初回はイントロダクション。2週目から早速勉強スタート!
・Reading week:11月始めごろ

<修論準備>
・12月初めに修論の Milestone 1 提出
・簡単に卒論で書きたいことのアイデア出し。テーマは後で変わってもOK

Winter holiday:12月半ば~1月半ば

・Christmas closure:クリスマス・年末年始で学校が閉まる期間
・1月上旬:Autumn term 課題締切

Spring term:1月初め~3月末

・Readig week:2月中旬ごろ

<修論準備>
・履修授業と並行し、専攻学部やコースから卒論の指導が入り始めます。
・Milestone 2 提出:卒論の骨組み、先行研究リサーチはここでほぼ完成

Spring holiday:4月いっぱい

・Easter closure:イースター休暇で学校が閉まる期間
・Spring term 課題締切(ストライキにより締切が変更された)

Summer term:5月~

・夏学期は授業はありません。ひたすら修論を書きます。
・旅行に行く人、夏学期終了までUKに残らず帰国する人もいます。

<修論提出:8月末>
・提出後に先生方が卒論の評価をつけるので、大学院の最終成績(卒業できるかどうか)は11月ごろに分かります。

Postgraduate ends:9月末。大学院修了!

・公式なコース修了日
・コース修了は秋でも、卒業式は次の年の冬・春に行われることが多いです。


1.イギリス大学院の1年間のスケジュール

※今回ご紹介する大学情報は、あくまで私の所属学部 (Media, Communications and Cultural Studies) と専攻コース(ジャーナリズム系)の例です。

私の大学は3学期制で、授業期間約3か月と休暇期約1か月を繰り返すというサイクルでした。
授業は約10〜11週で、学期の真ん中にReading weekがあります。

Reading weekとは、履修科目の文献のリーディングを進めましょうというのが名目で、コースによっては課題が出ることもあります。

しかし、実際は1週間の休暇のようなもので、多くの学生は旅行に行ったり、つかの間の息抜きを楽しんだりします (笑)。
私もこの期間、スコットランドのエディンバラへ旅行に行きました!

UK大学院 スケジュール



Welcome week:9月最終週

・Welcome week:新入生向けにSocietyやStudent Union (日本でいうサークル)
が色々なイベントを用意し、友達づくりやコミュニティ探しの場を提供してくれる期間

Autumn term:9月末~12月半ば

・授業初回はイントロダクション。2週目から早速勉強スタート!
・Reading week:11月始めごろ

<修論準備>
・12月初めに修論の Milestone 1 提出
・簡単に卒論で書きたいことのアイデア出し。テーマは後で変わってもOK

Winter holiday:12月半ば~1月半ば

・Christmas closure:クリスマス・年末年始で学校が閉まる期間
・1月上旬:Autumn term 課題締切

Spring term:1月初め~3月末

・Readig week:2月中旬ごろ

<修論準備>
・履修授業と並行し、専攻学部やコースから卒論の指導が入り始めます。
・Milestone 2 提出:卒論の骨組み、先行研究リサーチはここでほぼ完成

Spring holiday:4月いっぱい

・Easter closure:イースター休暇で学校が閉まる期間
・Spring term 課題締切(ストライキにより締切が変更された)

Summer term:5月~

・夏学期は授業はありません。ひたすら修論を書きます。
・旅行に行く人、夏学期終了までUKに残らず帰国する人もいます。

<修論提出:8月末>
・提出後に先生方が卒論の評価をつけるので、大学院の最終成績(卒業できるかどうか)は11月ごろに分かります。

Postgraduate ends:9月末。大学院修了!

・公式なコース修了日
・コース修了は秋でも、卒業式は次の年の冬・春に行われることが多いです。


2.学業(授業・単位・成績評価・修論)

授業形態

私の留学時は、コロナがまだ流行っていたためハイブリッド授業でした。
・Lecture:いわゆる教授による講義・インプットで、事前に録画された動画を視聴
・Seminar:対面授業で10~30人規模のいわゆるディスカッションクラス

Reading list

それぞれの履修科目から膨大な量の文献リスト(学術論文や記事など)が毎週出されます。
文献は、「Essential=必ず読む」と「Recommended=必須ではないけど読んだ方が理解は深まる」
とランク付けされています。

これらの文献、特にEssentialのリストを読んでからSeminar授業に臨まないと、その日の授業が理解できない、ディスカッションに参加できない状態になるので、最低限これは読むようにしましょう。


単位

私が通っていた日本の大学では、1年で約40単位履修し、1つ2〜4単位くらいの授業を組み合わせて時間割を組みました。

一方、英大学院では1年で180単位、うち修論60単位(重い...泣)、秋・春学期それぞれ60単位の授業を履修します。

ただ、1つの授業が15か30単位だったので、日本のように色々な科目を選択することはできませんでした。
(例)
・秋学期:必修科目×1(30単位)、選択科目×2(15単位・15単位)
・春学期:必修科目×1(30単位)、選択科目×1(30単位)

科目数が少ないかつハイブリッド授業だったため、キャンパスには週2〜3回しか行かず、ちょっと寂しかったなという印象があります。


成績評価

私の専攻コースでは、成績評価がエッセイ100%でした。
つまり、日々の出席や授業態度は全く成績に関係ないのです!
(そのため、授業をスキップする人も多かったです...。)

しかし、違うコースの友人は授業内のプレゼンやグループワークが評価されたり、エッセイの代わりにテストや作品製作が最終課題にあったりしたため、授業形態も成績評価もコースや教授次第です!!


修論

■テーマ決め

秋学期の授業が始まった!と思ったらすぐに、論文のテーマを考えなければいけません。

最初に決めたテーマのリサーチをするうちに、やっぱり興味ない、現実的に検証可能でないなどの理由から、途中でテーマを変える人も少なくありません。
ただ、春〜夏に変えるのはさすがにギリギリすぎなので気を付けましょう。

■修論指導

大学でゼミの教授が卒論の指導を行うように、イギリスでもSupervisor (指導教員) が付きます。

私のコースには専属の教授が二人おり、論文テーマによって
どちらの教授がSupervisorになるか決められました。
彼らと定期的にメールや面談などを行い、質問や相談、進捗状況の共有などをします。

それに加え、所属学部やコースから修論準備のためのワークショップやレクチャーが提供されます。

■執筆スケジュール

Summer term開始の5月から8月末の提出締切りまで約5か月間、いかに計画的に進めるかは本当に自分次第です!!

友人から、論文のword数を日にちで割るというコツを教えてもらいましたが、正直そんな毎日うまくは進められませんでした...(笑)。

※例:15,000 words ÷ 5か月 ÷ 30日 = 100 words → 単純計算で1日100語書けば終わる計算

私は一人だとやる気と集中力が維持できないタイプなので、
近所に住んでいた友人と毎日一緒に勉強していました!

院生はこの時期みんな修論に追われているので、仲間がいるのは心強かったです!


2.学業(授業・単位・成績評価・修論)

授業形態

私の留学時は、コロナがまだ流行っていたためハイブリッド授業でした。
・Lecture:いわゆる教授による講義・インプットで、事前に録画された動画を視聴
・Seminar:対面授業で10~30人規模のいわゆるディスカッションクラス

Reading list

それぞれの履修科目から膨大な量の文献リスト(学術論文や記事など)が毎週出されます。
文献は、「Essential=必ず読む」と「Recommended=必須ではないけど読んだ方が理解は深まる」
とランク付けされています。

これらの文献、特にEssentialのリストを読んでからSeminar授業に臨まないと、その日の授業が理解できない、ディスカッションに参加できない状態になるので、最低限これは読むようにしましょう。


単位

私が通っていた日本の大学では、1年で約40単位履修し、1つ2〜4単位くらいの授業を組み合わせて時間割を組みました。

一方、英大学院では1年で180単位、うち修論60単位(重い...泣)、秋・春学期それぞれ60単位の授業を履修します。

ただ、1つの授業が15か30単位だったので、日本のように色々な科目を選択することはできませんでした。
(例)
・秋学期:必修科目×1(30単位)、選択科目×2(15単位・15単位)
・春学期:必修科目×1(30単位)、選択科目×1(30単位)

科目数が少ないかつハイブリッド授業だったため、キャンパスには週2〜3回しか行かず、ちょっと寂しかったなという印象があります。


成績評価

私の専攻コースでは、成績評価がエッセイ100%でした。
つまり、日々の出席や授業態度は全く成績に関係ないのです!
(そのため、授業をスキップする人も多かったです...。)

しかし、違うコースの友人は授業内のプレゼンやグループワークが評価されたり、エッセイの代わりにテストや作品製作が最終課題にあったりしたため、授業形態も成績評価もコースや教授次第です!!


修論

■テーマ決め

秋学期の授業が始まった!と思ったらすぐに、論文のテーマを考えなければいけません。

最初に決めたテーマのリサーチをするうちに、やっぱり興味ない、現実的に検証可能でないなどの理由から、途中でテーマを変える人も少なくありません。
ただ、春〜夏に変えるのはさすがにギリギリすぎなので気を付けましょう。

■修論指導

大学でゼミの教授が卒論の指導を行うように、イギリスでもSupervisor (指導教員) が付きます。

私のコースには専属の教授が二人おり、論文テーマによって
どちらの教授がSupervisorになるか決められました。
彼らと定期的にメールや面談などを行い、質問や相談、進捗状況の共有などをします。

それに加え、所属学部やコースから修論準備のためのワークショップやレクチャーが提供されます。

■執筆スケジュール

Summer term開始の5月から8月末の提出締切りまで約5か月間、いかに計画的に進めるかは本当に自分次第です!!

友人から、論文のword数を日にちで割るというコツを教えてもらいましたが、正直そんな毎日うまくは進められませんでした...(笑)。

※例:15,000 words ÷ 5か月 ÷ 30日 = 100 words → 単純計算で1日100語書けば終わる計算

私は一人だとやる気と集中力が維持できないタイプなので、
近所に住んでいた友人と毎日一緒に勉強していました!

院生はこの時期みんな修論に追われているので、仲間がいるのは心強かったです!


3.学業に対する心構え

Independent Study

一番最初のイントロの授業で、教授から口酸っぱく言われたのが、大学院は「independent study」だということです。

上述した通り、私のコースは学期末のエッセイ以外は課題がなく、理系学生のような実験、学外でのインターンのようなプラクティカルなこともやらず、ひたすら文献・理論ベース&放任主義なスタイルでした。

そのため、時間割が決まっているセミナー以外、文献を読むのも講義動画を観るのも自分の好きな時間に好きな場所でできます。

また、エッセイ・修論の締め切りは決まっていますが、そのスケジュールを逆算し、いつどれくらいの頻度で取り組むかも自分で決められます。

つまり、タイムマネジメント、勉強と遊びのバランス、モチベーション維持は、全て自分次第なのです。

そんな自由度が高い分、時に孤独で大変な「自律した勉強=independent study」を実践するために、教授がよく勧めていたのは周りを巻き込むことです。

友人とリーディンググループを作ったり、カフェや図書館で一緒に勉強したりすることで、お互いを高めあい、授業の理解も深めることができます。

また、大学のライティングサポートや、教授と1対1で何でも相談できるTutorial hourなど、自分から行動すれば活用できるシステムは周りにたくさんあります。

1年という短い期間で授業と修論執筆をこなさなければいけないからこそ、自分から動き、自分を律する力が必要とされるのかもしれません。


★タイトスケジュールを乗り切るTips

①Extension

日本の大学にはなくイギリスにある面白い制度が、Extensionです。
これは、コロナなどの病気や親族の不幸などの理由で勉強が妨げられた場合、課題の締切を延長できるという制度です。

実はこれを申請するのに、医者の処方箋や公式の証明書などは入りません!!
「このままだとエッセイ書き終わらない!」という学生の多くが、いとも簡単にこの制度を利用しており、私も使ったことがあります。

ハードスケジュールなUK大学院を生き延びるために、使えるものは使うのも一つのスキルかもしれないですね!!


②完璧を求めない!

英語ネイティブの現地学生と同じ土台で勉強する事に対し、私も最初は不安でした。

そこで、今留学中の方もこれからの方にも伝えたいのは、「これがわからない、できないのは私だけなのでは?」と思うことがあったら「絶対そんなことはない!」ということです。

例えば、海外の人はディスカッションに積極的なイメージですが、実際は大人しくてシャイな人もたくさんいます。

また、リーディング文献の内容が全然理解できなかった...と思い授業に来てみたら、ネイティブの学生も同じで、

教授も「今回の文章は難しかったね〜」と言っており、自分の英語力ではなく文章自体がただただ難しかった!なんてこともありました。

授業や文献の理解に苦しんだり、締切やリーディングリストに追われたりという悩みは、他の留学生も現地の学生も同じです。

みなさん、完璧を求めず頑張りすぎないようにしてくださいね!


3.学業に対する心構え

Independent Study

一番最初のイントロの授業で、教授から口酸っぱく言われたのが、大学院は「independent study」だということです。

上述した通り、私のコースは学期末のエッセイ以外は課題がなく、理系学生のような実験、学外でのインターンのようなプラクティカルなこともやらず、ひたすら文献・理論ベース&放任主義なスタイルでした。

そのため、時間割が決まっているセミナー以外、文献を読むのも講義動画を観るのも自分の好きな時間に好きな場所でできます。

また、エッセイ・修論の締め切りは決まっていますが、そのスケジュールを逆算し、いつどれくらいの頻度で取り組むかも自分で決められます。

つまり、タイムマネジメント、勉強と遊びのバランス、モチベーション維持は、全て自分次第なのです。

そんな自由度が高い分、時に孤独で大変な「自律した勉強=independent study」を実践するために、教授がよく勧めていたのは周りを巻き込むことです。

友人とリーディンググループを作ったり、カフェや図書館で一緒に勉強したりすることで、お互いを高めあい、授業の理解も深めることができます。

また、大学のライティングサポートや、教授と1対1で何でも相談できるTutorial hourなど、自分から行動すれば活用できるシステムは周りにたくさんあります。

1年という短い期間で授業と修論執筆をこなさなければいけないからこそ、自分から動き、自分を律する力が必要とされるのかもしれません。


★タイトスケジュールを乗り切るTips

①Extension

日本の大学にはなくイギリスにある面白い制度が、Extensionです。
これは、コロナなどの病気や親族の不幸などの理由で勉強が妨げられた場合、課題の締切を延長できるという制度です。

実はこれを申請するのに、医者の処方箋や公式の証明書などは入りません!!
「このままだとエッセイ書き終わらない!」という学生の多くが、いとも簡単にこの制度を利用しており、私も使ったことがあります。

ハードスケジュールなUK大学院を生き延びるために、使えるものは使うのも一つのスキルかもしれないですね!!


②完璧を求めない!

英語ネイティブの現地学生と同じ土台で勉強する事に対し、私も最初は不安でした。

そこで、今留学中の方もこれからの方にも伝えたいのは、「これがわからない、できないのは私だけなのでは?」と思うことがあったら「絶対そんなことはない!」ということです。

例えば、海外の人はディスカッションに積極的なイメージですが、実際は大人しくてシャイな人もたくさんいます。

また、リーディング文献の内容が全然理解できなかった...と思い授業に来てみたら、ネイティブの学生も同じで、

教授も「今回の文章は難しかったね〜」と言っており、自分の英語力ではなく文章自体がただただ難しかった!なんてこともありました。

授業や文献の理解に苦しんだり、締切やリーディングリストに追われたりという悩みは、他の留学生も現地の学生も同じです。

みなさん、完璧を求めず頑張りすぎないようにしてくださいね!


4.就活はいつ取り組む?

就活スケジュールは、留学している段階で自分がやりたいことが決まっているか、いつ入社したいかどうかなどによって変わります。

大学院在学中に就活する場合
→卒業年の秋、または半年後の春入社可能

■入学してから数か月後
・ボスキャリ:11月ごろ
・国内の秋冬早期選考
・授業や海外生活に慣れるころなので、この時期にやるのは相当すごいし忙しいと思います。
・元々行きたいところが決まっている人向け。

■春休み~夏学期(修論執筆時期)
・ロンキャリ:4月ごろ
・いわゆる3月解禁の国内選考
・授業が終わり修論だけになるので、秋より余裕あり(?)
・ボストンまで行く時間・金銭的余裕がない人は、UK内で大型選考に参加できるのがメリット。


大学院卒業後就活する場合
→卒業の次の年の春、あるいはそれ以降入社

・ボスキャリ
・帰国してから日本で就活
・在学中は勉強に集中したい、就活の余裕がない、という人はこのタイミングが無難。

多くの日本人留学生は、キャリアフォーラムなどの海外大生向け選考を活用していました。

一度に色々な企業を受けられる、国内選考より選考ステップが短かい場合があるといったタイムパフォーマンス面や、

グローバルな経験や視野を持つ人材を求める企業との相性面で、海外大生向け選考は、忙しい大学院生が就活を効率よく進めるのに良いと思います。


イギリス現地の就活事情は?

日本は新卒一括採用で選考時期が固まるため、みんな一斉に就活を始めますよね。
周りと比べて焦りやストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。

一方、イギリスは大学院が1年間でタイト、かつポジション採用制をとっているため、就活は卒業してから始める人がほとんどです。

そのため、学生も教授たちも就活に対してとてもリラックスしており、「大学院在学中は勉強に集中すべきだ」という考えを持っていました。

このようなのんびりした空気のおかげか、海外大向け選考の時期が国内選考と違うためか、留学中は、ある意味自分のペースで就活を進められます。

就活自体のストレスはもちろんありますが、周りとの比較・プレッシャーという意味では、日本にいる学生より精神的に参っている人が少なかった印象があります。


筆者の場合、大学院での勉強や海外滞在中にしかできないことを経験する中で、将来やりたいことを見つけたいと考えていたため、留学中に日本の就活はしませんでした。

その分、過去の振り返りや留学中学んだこと・感じたことの言語化、家族・友人へ自分についての質問をするなど、就活準備として自己分析はたくさんするようにしていました!


就活の進め方や自分のやりたいことが見つかるタイミングは人それぞれだと思うので、みなさんも自分に合った方法を探ってみてくださいね!


4.就活はいつ取り組む?

就活スケジュールは、留学している段階で自分がやりたいことが決まっているか、いつ入社したいかどうかなどによって変わります。

大学院在学中に就活する場合
→卒業年の秋、または半年後の春入社可能

■入学してから数か月後
・ボスキャリ:11月ごろ
・国内の秋冬早期選考
・授業や海外生活に慣れるころなので、この時期にやるのは相当すごいし忙しいと思います。
・元々行きたいところが決まっている人向け。

■春休み~夏学期(修論執筆時期)
・ロンキャリ:4月ごろ
・いわゆる3月解禁の国内選考
・授業が終わり修論だけになるので、秋より余裕あり(?)
・ボストンまで行く時間・金銭的余裕がない人は、UK内で大型選考に参加できるのがメリット。


大学院卒業後就活する場合
→卒業の次の年の春、あるいはそれ以降入社

・ボスキャリ
・帰国してから日本で就活
・在学中は勉強に集中したい、就活の余裕がない、という人はこのタイミングが無難。

多くの日本人留学生は、キャリアフォーラムなどの海外大生向け選考を活用していました。

一度に色々な企業を受けられる、国内選考より選考ステップが短かい場合があるといったタイムパフォーマンス面や、

グローバルな経験や視野を持つ人材を求める企業との相性面で、海外大生向け選考は、忙しい大学院生が就活を効率よく進めるのに良いと思います。


イギリス現地の就活事情は?

日本は新卒一括採用で選考時期が固まるため、みんな一斉に就活を始めますよね。
周りと比べて焦りやストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。

一方、イギリスは大学院が1年間でタイト、かつポジション採用制をとっているため、就活は卒業してから始める人がほとんどです。

そのため、学生も教授たちも就活に対してとてもリラックスしており、「大学院在学中は勉強に集中すべきだ」という考えを持っていました。

このようなのんびりした空気のおかげか、海外大向け選考の時期が国内選考と違うためか、留学中は、ある意味自分のペースで就活を進められます。

就活自体のストレスはもちろんありますが、周りとの比較・プレッシャーという意味では、日本にいる学生より精神的に参っている人が少なかった印象があります。


筆者の場合、大学院での勉強や海外滞在中にしかできないことを経験する中で、将来やりたいことを見つけたいと考えていたため、留学中に日本の就活はしませんでした。

その分、過去の振り返りや留学中学んだこと・感じたことの言語化、家族・友人へ自分についての質問をするなど、就活準備として自己分析はたくさんするようにしていました!


就活の進め方や自分のやりたいことが見つかるタイミングは人それぞれだと思うので、みなさんも自分に合った方法を探ってみてくださいね!


5.イギリス大学生活あるある

最後に、充実した留学生活を送るためにイギリスあるある事情をご紹介します!

ストライキ

イギリスはストライキが活発な国で、ロンドンの大学の多くはほぼ毎年ストライキを行っているようです。私の大学も例外ではありませんでした。

友人が通っていた大学では3日〜1週間くらいでしたが、私の大学は約2週間のストライキを秋学期と春学期に2回もやるという強気な学校でした。

ストライキ中教授は給料をもらわないので、授業がなくなるのはもちろん、メールの返信も一切してくれず、授業や修論の相談など一切できなくなりました。

授業の3分の1以上が失われましたが、ある意味このおかげで、学業と遊びの両立ができたのかもしれません (笑)。

これらの影響を考慮して、課題の提出締切延長や一部学費の返金はありましたが、払った学費に見合う対価をもらえなかったのが正直な感想なので、大学院アプライ前にストライキ情報を調べておくことをオススメします。


天候

天気が悪いことで有名なイギリスですが、これは本当だと思います。

特につらかったのが、1月です。
この時期はクリスマスが終わって楽しいこともなく、さらに日照時間が短くなるため、外が暗い時間が長くなります。

そこに秋学期の課題提出というストレスが重なり、この時期に大体メンタルをやられます。
少しでも晴れたら外に出て太陽を浴びるなど、できる対策はしていきましょう。

次に大変だったのが夏のHeat Waveです。
筆者の滞在時、最高気温が40度近くになる週がありました。

しかし、寮にはエアコンがなかったため、友人の寮や公共施設、カフェなどエアコンがある場所に逃げ込んで勉強(サバイバル?)していました。

UKはエアコンがついていない建物が多いので、こちらも気を付けていきましょう。


このように、渡航前には予想していなかったまさかの出来事もたくさんありますが、心身の健康を崩さない程度に、ハプニングも楽しんでいけるといいですね!


5.イギリス大学生活あるある

最後に、充実した留学生活を送るためにイギリスあるある事情をご紹介します!

ストライキ

イギリスはストライキが活発な国で、ロンドンの大学の多くはほぼ毎年ストライキを行っているようです。私の大学も例外ではありませんでした。

友人が通っていた大学では3日〜1週間くらいでしたが、私の大学は約2週間のストライキを秋学期と春学期に2回もやるという強気な学校でした。

ストライキ中教授は給料をもらわないので、授業がなくなるのはもちろん、メールの返信も一切してくれず、授業や修論の相談など一切できなくなりました。

授業の3分の1以上が失われましたが、ある意味このおかげで、学業と遊びの両立ができたのかもしれません (笑)。

これらの影響を考慮して、課題の提出締切延長や一部学費の返金はありましたが、払った学費に見合う対価をもらえなかったのが正直な感想なので、大学院アプライ前にストライキ情報を調べておくことをオススメします。


天候

天気が悪いことで有名なイギリスですが、これは本当だと思います。

特につらかったのが、1月です。
この時期はクリスマスが終わって楽しいこともなく、さらに日照時間が短くなるため、外が暗い時間が長くなります。

そこに秋学期の課題提出というストレスが重なり、この時期に大体メンタルをやられます。
少しでも晴れたら外に出て太陽を浴びるなど、できる対策はしていきましょう。

次に大変だったのが夏のHeat Waveです。
筆者の滞在時、最高気温が40度近くになる週がありました。

しかし、寮にはエアコンがなかったため、友人の寮や公共施設、カフェなどエアコンがある場所に逃げ込んで勉強(サバイバル?)していました。

UKはエアコンがついていない建物が多いので、こちらも気を付けていきましょう。


このように、渡航前には予想していなかったまさかの出来事もたくさんありますが、心身の健康を崩さない程度に、ハプニングも楽しんでいけるといいですね!


6.まとめ

以上、イギリス大学院生活1年間の紹介でした!

振り返ってみるとStudy Hard, Play Hardな1年間だったなと思うので
みなさんにも留学中だからこそできることをめいっぱい挑戦・吸収していただきたいと思います!

ぜひ、今回の内容をみなさんの留学・就活の参考にしてみてください!!


6.まとめ

以上、イギリス大学院生活1年間の紹介でした!

振り返ってみるとStudy Hard, Play Hardな1年間だったなと思うので
みなさんにも留学中だからこそできることをめいっぱい挑戦・吸収していただきたいと思います!

ぜひ、今回の内容をみなさんの留学・就活の参考にしてみてください!!