こんにちは、イギリス留学中のNatsumiです。15歳で渡英してから、気づけば留学6年目になります。「一度は留学したい」という気持ちを抱えながらも、なかなか最初の第一歩を踏み出せない人も多いのではないのでしょうか。死ぬ前に多くの人が後悔するのは「挑戦しなかったこと」とよく耳にしますが、まさにその通りだと思います。 チャレンジして後悔するよりも、人はチャレンジしなかったことの方が後悔するものです。 「どんな選択をしても、それを正解にさせる」という想いを私が持ったきっかけである、イギリスでの留学経験のお話を少ししたいと思います。
こんにちは、イギリス留学中のNatsumiです。15歳で渡英してから、気づけば留学6年目になります。「一度は留学したい」という気持ちを抱えながらも、なかなか最初の第一歩を踏み出せない人も多いのではないのでしょうか。死ぬ前に多くの人が後悔するのは「挑戦しなかったこと」とよく耳にしますが、まさにその通りだと思います。 チャレンジして後悔するよりも、人はチャレンジしなかったことの方が後悔するものです。 「どんな選択をしても、それを正解にさせる」という想いを私が持ったきっかけである、イギリスでの留学経験のお話を少ししたいと思います。
1.留学を決意した瞬間
東京生まれ、東京育ち、
両親二人とも日本人。
東京にある私立一貫校に小学校で合格し、そのまま、小学校、中学校、高校。
そして周りと同じように大学受験をして、どこか東京のそれなりの大学に行く。
それが私の人生に引かれたレールだと無意識にずっと思っていました。
ところが、人生はわからないものです。
同じ学校に通う四つ上の先輩で、中学二年生で学校をやめてイギリスに留学された方がいました。
中学二年生の時、ひょんなことから彼女と話す機会があり留学のお話を聞くことに。
「当たり前のように毎日学校に通う中で、自分は周りと同じように高校に上がり、高校では先輩たちのように大学受験に向けて勉強し、東京の大学に行く将来が見えたとき、突然人生に楽しみがなくなった」
彼女はそう話してくれました。
あまりにも容易に想像できる未来に対してワクワクする気持ちがないことに気がついたそうです。
似たような環境下にいた私にとって、彼女の話は共感する部分が多く、
心のどこかで感じていたものが言語化されたように感じました。
また私自身も、協調性を過度に重視する日本の学校教育には、軽い違和感を感じていたことに気づかされました。
その日の衝撃は今でも忘れません。
そこからは怒涛の日々です。
留学を決意したはいいものの、
どの国に行きたいのかもわからずリサーチを繰り返し、
最終的に行き着いたのは、イギリスの地方にある全寮制の学校でした。
知り合いも頼れる人も誰もいない地で生活することに対して不安が募る中、
同時に、先の見えない日々に対して期待に胸を膨らませていました。
「どんな人に出会うのだろう」「どんな生活が待ち受けているのかな」「英語は大丈夫かな」「うまく溶け込めるかな」
様々な感情が交差する中、
退学してしまった今、後戻りはできないと自分に言い聞かせたのを覚えています。
ここからは新しい人生のチャプターの始まりなのだな、と飛行機の中で覚悟を決めました。
↓高校のメインビルディングとチャペル。ここで実際に授業を受けることもありました。
私の留学までの経緯はここまでにして、本題に戻りたいと思います。
留学をすると決めたはいいものの、様々な心配事が障害になってなかなか最初の一歩が踏み出せないですよね。
1.留学を決意した瞬間
東京生まれ、東京育ち、
両親二人とも日本人。
東京にある私立一貫校に小学校で合格し、そのまま、小学校、中学校、高校。
そして周りと同じように大学受験をして、どこか東京のそれなりの大学に行く。
それが私の人生に引かれたレールだと無意識にずっと思っていました。
ところが、人生はわからないものです。
同じ学校に通う四つ上の先輩で、中学二年生で学校をやめてイギリスに留学された方がいました。
中学二年生の時、ひょんなことから彼女と話す機会があり留学のお話を聞くことに。
「当たり前のように毎日学校に通う中で、自分は周りと同じように高校に上がり、高校では先輩たちのように大学受験に向けて勉強し、東京の大学に行く将来が見えたとき、突然人生に楽しみがなくなった」
彼女はそう話してくれました。
あまりにも容易に想像できる未来に対してワクワクする気持ちがないことに気がついたそうです。
似たような環境下にいた私にとって、彼女の話は共感する部分が多く、
心のどこかで感じていたものが言語化されたように感じました。
また私自身も、協調性を過度に重視する日本の学校教育には、軽い違和感を感じていたことに気づかされました。
その日の衝撃は今でも忘れません。
そこからは怒涛の日々です。
留学を決意したはいいものの、
どの国に行きたいのかもわからずリサーチを繰り返し、
最終的に行き着いたのは、イギリスの地方にある全寮制の学校でした。
知り合いも頼れる人も誰もいない地で生活することに対して不安が募る中、
同時に、先の見えない日々に対して期待に胸を膨らませていました。
「どんな人に出会うのだろう」「どんな生活が待ち受けているのかな」「英語は大丈夫かな」「うまく溶け込めるかな」
様々な感情が交差する中、
退学してしまった今、後戻りはできないと自分に言い聞かせたのを覚えています。
ここからは新しい人生のチャプターの始まりなのだな、と飛行機の中で覚悟を決めました。
↓高校のメインビルディングとチャペル。ここで実際に授業を受けることもありました。
私の留学までの経緯はここまでにして、本題に戻りたいと思います。
留学をすると決めたはいいものの、様々な心配事が障害になってなかなか最初の一歩が踏み出せないですよね。
2.不安のタネ1:決めたがやっぱり怖い
家族も友達もいる居心地のよい母国を離れ、
だれも知らない新しい世界で一人で生活することを想像するたびに怖くなり、
何度も躊躇を繰り返しました。
しかし、到着して流れに身を任せてみると、
新しい土地でも温かく迎えてくれる人が必ずいて、
自分が心地よくいられる仲間や環境を見つけられた時、案外はじめの頃の不安はなんてことなかったと感じます。
恐怖を乗り越えたという経験が、次に何かに挑戦するときに勇気をくれるのではないのでしょうか。
2.不安のタネ1:決めたがやっぱり怖い
家族も友達もいる居心地のよい母国を離れ、
だれも知らない新しい世界で一人で生活することを想像するたびに怖くなり、
何度も躊躇を繰り返しました。
しかし、到着して流れに身を任せてみると、
新しい土地でも温かく迎えてくれる人が必ずいて、
自分が心地よくいられる仲間や環境を見つけられた時、案外はじめの頃の不安はなんてことなかったと感じます。
恐怖を乗り越えたという経験が、次に何かに挑戦するときに勇気をくれるのではないのでしょうか。
3.不安のタネ2:英語が話せないから不安
そもそも、英語は留学して現地で生活する中で鍛えるものです。
私の場合は寮生活だったので、人と接する機会が常にあり、会話力が日に日に上達していくのを自分で感じられたのを覚えています。
さらに、多くの学校には必ず他にも海外留学生がいます。
英語以外を母国語とする人のためのクラスが用意されているので、自分だけ喋れない…と疎外感を感じることは少ないでしょう。
3.不安のタネ2:英語が話せないから不安
そもそも、英語は留学して現地で生活する中で鍛えるものです。
私の場合は寮生活だったので、人と接する機会が常にあり、会話力が日に日に上達していくのを自分で感じられたのを覚えています。
さらに、多くの学校には必ず他にも海外留学生がいます。
英語以外を母国語とする人のためのクラスが用意されているので、自分だけ喋れない…と疎外感を感じることは少ないでしょう。
4.不安のタネ3:留学が正解かわからない
私の場合は、誰かに無理やり行かされた留学ではないので、もしイギリスでの生活がうまくいかなかった時に責める相手は自分自身しかいませんでした。
「留学なんてしないで、元の学校に残っておけばよかった…」
と後になって後悔するのではないかと、大きな不安を抱えていました。
それは、自分の決断に対する責任がとても重いからです。
しかしそれは、良いようにも捉えられます。
自分で決めたことだから、その責任感をバネにこう思うことができます。
「絶対に選んだ道を正解にする」
留学をするか決めている段階では、それが良い方向に行くかなんて誰も知り得ません。
「あの時こうすれば良かった」と思うことは誰しもあると思いますが、
選ばなかった道の方が良かったかどうかなんて知る余地がありません。
15歳のあの時、日本に残る道を選んでいたらどんな人生になっていたかなんて、
一生知ることがないのです。
ならば、自分が選んだ選択が正解になるようにするのです。
↓University College Londonの正門
↓University College Londonの新入生向けのWelcome Fair
各Society(サークル)やスポーツチームが1年生を歓迎するイベントです!
↓University College LondonのStudent Centre
図書館のような施設で、学生はよくここで勉強しています!
4.不安のタネ3:留学が正解かわからない
私の場合は、誰かに無理やり行かされた留学ではないので、もしイギリスでの生活がうまくいかなかった時に責める相手は自分自身しかいませんでした。
「留学なんてしないで、元の学校に残っておけばよかった…」
と後になって後悔するのではないかと、大きな不安を抱えていました。
それは、自分の決断に対する責任がとても重いからです。
しかしそれは、良いようにも捉えられます。
自分で決めたことだから、その責任感をバネにこう思うことができます。
「絶対に選んだ道を正解にする」
留学をするか決めている段階では、それが良い方向に行くかなんて誰も知り得ません。
「あの時こうすれば良かった」と思うことは誰しもあると思いますが、
選ばなかった道の方が良かったかどうかなんて知る余地がありません。
15歳のあの時、日本に残る道を選んでいたらどんな人生になっていたかなんて、
一生知ることがないのです。
ならば、自分が選んだ選択が正解になるようにするのです。
↓University College Londonの正門
↓University College Londonの新入生向けのWelcome Fair
各Society(サークル)やスポーツチームが1年生を歓迎するイベントです!
↓University College LondonのStudent Centre
図書館のような施設で、学生はよくここで勉強しています!
5.最後に
英語がペラペラだったわけでも、
家族に英語を話す人がいたわけでもありません。
単純に、毎日が繰り返しのような人生を抜け出して、新しい世界を見てみたいという気持ちがきっかけでした。
人に引かれたレールの上を生きるのも間違ってはいません。
しかし、毎日が選択の連続の中で、
「留学してみたい」
というほんの小さな興味を押し潰さず、その気持ちのままに行動したことを「正解」に出来たと振り返ってみて思います。
留学先では、文化も言語も日本とは遥かに異なります。
日本では経験しない良いことも悪いこともたくさん起きます。
しかし、この6年間の留学の中で、ひとつも無駄だった経験はありません。
少しでも留学に興味があるなら、まずは短期留学をしてみるのがおすすめです。
そしてその期間に楽しい、続けたい、と感じたら長期留学に挑戦してみるのもアリかもしれません。
自分をさらに成長させる大きなチャンスに繋がるでしょう。