イギリスのリアルな大学生活!~University College London編~
イギリスのリアルな大学生活!~University College London編~
こんにちは、イギリスに留学中のNatsumiです。15歳で渡英してから、気づけば留学6年目になります。海外大学って課題や試験が多くて大変とよく言われますが、実際のところどんな生活を送っているのでしょうか? イギリスの大学へ留学を視野に入れている学生の方、または海外大学に少しでも興味を持っている方へ向けて、イギリスでのリアルな学生生活を紹介していきます。
こんにちは、イギリスに留学中のNatsumiです。15歳で渡英してから、気づけば留学6年目になります。海外大学って課題や試験が多くて大変とよく言われますが、実際のところどんな生活を送っているのでしょうか? イギリスの大学へ留学を視野に入れている学生の方、または海外大学に少しでも興味を持っている方へ向けて、イギリスでのリアルな学生生活を紹介していきます。
1.University College London(UCL)ってどんなところ?
私は、ロンドンの中心部にあるUCLの2年生です。
イギリスの大学は日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。
大学システムもアメリカやカナダとは全く違います。
まずは簡単に、大学の紹介をしたいと思います。
↑UCLのメインビルディングで、図書館などの施設が入っている
ロンドンの中心部にメインキャンパスを置くUniversity College London(UCL)は、ロンドン大学を構成するカレッジの一つです。
ロンドン大学と聞くと、一つの大学の名称だと思ってる方も多いでしょう。実際には、それぞれ独立した複数のカレッジと研究機関が所属する連合大学です。
その中でもUCLは2022年に公表された世界大学ランキングでは8位にランクインし、世界トップクラスのグローバル大学として知られています。著名な卒業生として、チャールズ・ダーウィン、日本からは初代内閣総理大臣・伊藤博文が挙げられます。学部生約20,000人、大学院生23,000人と非常に規模の大きい機関であり、国境や人種を超えた環境で文化的に異なる視点から幅広い研究に取り組める点において高く評価されています。
私も実際に、国際色豊かなクラスで勉強することで、今までに見えなかった視点やアイディアに触れる機会が多くあることを実感しています。
1.University College London(UCL)ってどんなところ?
私は、ロンドンの中心部にあるUCLの2年生です。
イギリスの大学は日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。
大学システムもアメリカやカナダとは全く違います。
まずは簡単に、大学の紹介をしたいと思います。
↑UCLのメインビルディングで、図書館などの施設が入っている
ロンドンの中心部にメインキャンパスを置くUniversity College London(UCL)は、ロンドン大学を構成するカレッジの一つです。
ロンドン大学と聞くと、一つの大学の名称だと思ってる方も多いでしょう。実際には、それぞれ独立した複数のカレッジと研究機関が所属する連合大学です。
その中でもUCLは2022年に公表された世界大学ランキングでは8位にランクインし、世界トップクラスのグローバル大学として知られています。著名な卒業生として、チャールズ・ダーウィン、日本からは初代内閣総理大臣・伊藤博文が挙げられます。学部生約20,000人、大学院生23,000人と非常に規模の大きい機関であり、国境や人種を超えた環境で文化的に異なる視点から幅広い研究に取り組める点において高く評価されています。
私も実際に、国際色豊かなクラスで勉強することで、今までに見えなかった視点やアイディアに触れる機会が多くあることを実感しています。
2.住居について〜学生寮とシェアハウス〜
土地勘のない異国で生活するとなったとき、住居は大きな悩みのタネですよね。
特に物価の高いロンドンでは、大学生の予算を考慮すると家探しには悩まされます。
そんな不安を取り払ってくれるのがイギリスの大学システムです。
イギリスでは学生寮のことを「Student Accommodation」と呼び、1年目は学生寮に住むのが一般的です。
↑London大学(KCLやUCLなど)の学生寮。比較的新しいので外観はとても綺麗です!
私も1年目は大学から徒歩10分の学生寮で生活していました。私の部屋は、1人部屋のEn Suite(トイレ・バスルーム付き)でした。ケータリング付きを選んだので、大きな食堂で他の学生と知り合う機会が非常に多いのが魅力です。
2年目以降は、友人と1つのアパートを借りてフラットシェア(共同生活)をするケースが多いです。寮を選択する学生もいますが、大半がフラットシェアをします。シェアだと、大体一人週£400〜£500(6万円から7万5千円)が平均的な値段です。
家探しには苦戦しました。
第一に、初めての経験であること。どこから手をつけたらいいのか右も左もわからず、先輩のアドバイスを頼りに手探り状態だったのを覚えています。
そして何より、ロンドンの家賃は日本と比べてかなり高いです。自分たちの予算と照らし合わせながら、大学から徒歩圏内で値段に見合ったアパートを探すのは想像以上に時間がかかりました。
現在は、大学から徒歩15分のアパートに友人と2人で生活しています。主要駅から近いため利便性も高く、セキュリティのしっかりとしたアパートなので安心して暮らすことができています。
やはり、ロンドンのような大都市で家を決めるときの条件として、治安は優先順位が高いのではないでしょうか。
2.住居について〜学生寮とシェアハウス〜
土地勘のない異国で生活するとなったとき、住居は大きな悩みのタネですよね。
特に物価の高いロンドンでは、大学生の予算を考慮すると家探しには悩まされます。
そんな不安を取り払ってくれるのがイギリスの大学システムです。
イギリスでは学生寮のことを「Student Accommodation」と呼び、1年目は学生寮に住むのが一般的です。
↑London大学(KCLやUCLなど)の学生寮。比較的新しいので外観はとても綺麗です!
私も1年目は大学から徒歩10分の学生寮で生活していました。私の部屋は、1人部屋のEn Suite(トイレ・バスルーム付き)でした。ケータリング付きを選んだので、大きな食堂で他の学生と知り合う機会が非常に多いのが魅力です。
2年目以降は、友人と1つのアパートを借りてフラットシェア(共同生活)をするケースが多いです。寮を選択する学生もいますが、大半がフラットシェアをします。シェアだと、大体一人週£400〜£500(6万円から7万5千円)が平均的な値段です。
家探しには苦戦しました。
第一に、初めての経験であること。どこから手をつけたらいいのか右も左もわからず、先輩のアドバイスを頼りに手探り状態だったのを覚えています。
そして何より、ロンドンの家賃は日本と比べてかなり高いです。自分たちの予算と照らし合わせながら、大学から徒歩圏内で値段に見合ったアパートを探すのは想像以上に時間がかかりました。
現在は、大学から徒歩15分のアパートに友人と2人で生活しています。主要駅から近いため利便性も高く、セキュリティのしっかりとしたアパートなので安心して暮らすことができています。
やはり、ロンドンのような大都市で家を決めるときの条件として、治安は優先順位が高いのではないでしょうか。
3.イギリスの大学生の1日のスケジュール
ここで、UCLを例にイギリスの大学の一般的な年間スケジュールを簡単にご紹介します。
イギリスの大学は3学期制がほとんどで、年度の始まりは9月です。1学期は9月から12月、2学期は1月から3月、3学期は4月から5月です。
学部によって授業が始まる日が異なるので、自分でしっかり確認することが重要です。
はじめの1週間は新入生を歓迎するFresher’s Week(フレッシャーズウィーク)があり、街中のクラブやバーで多くのイベントが行われます。私が1年生の時はコロナ禍で残念ながら実施されなかったのですが、友達を作る絶好のチャンスなので絶対に逃せないイベントですね。
休暇は、クリスマス休暇、イースター休暇、夏休みの他に、学期の真ん中にリーディングウィークと呼ばれる一週間の休みが存在します。日本でいう、いわゆる中間休みですね。授業をキャッチアップするための休みというのが本来の目的のようですが、普段忙しい生徒達に束の間のリラックスする時間を与える為ではないかと言われています。授業前の予習だったり課題に追われる毎日の中で、一息つく時間があるのはとてもありがたいです。
3.イギリスの大学生の1日のスケジュール
ここで、UCLを例にイギリスの大学の一般的な年間スケジュールを簡単にご紹介します。
イギリスの大学は3学期制がほとんどで、年度の始まりは9月です。1学期は9月から12月、2学期は1月から3月、3学期は4月から5月です。
学部によって授業が始まる日が異なるので、自分でしっかり確認することが重要です。
はじめの1週間は新入生を歓迎するFresher’s Week(フレッシャーズウィーク)があり、街中のクラブやバーで多くのイベントが行われます。私が1年生の時はコロナ禍で残念ながら実施されなかったのですが、友達を作る絶好のチャンスなので絶対に逃せないイベントですね。
休暇は、クリスマス休暇、イースター休暇、夏休みの他に、学期の真ん中にリーディングウィークと呼ばれる一週間の休みが存在します。日本でいう、いわゆる中間休みですね。授業をキャッチアップするための休みというのが本来の目的のようですが、普段忙しい生徒達に束の間のリラックスする時間を与える為ではないかと言われています。授業前の予習だったり課題に追われる毎日の中で、一息つく時間があるのはとてもありがたいです。
4.イギリス大学生の1日スケジュール
大学や専攻する学部によって大幅に異なりますが、実際にイギリスの大学生がどんな生活を過ごしているのか、私の例をもとに紹介します。
9:00 起床
シリアルなどで朝ごはんをサクッと済ませ、大学の準備をします。
個人的に、朝のコーヒーは必須です。
起床時間は、授業の時間に合わせて毎日それぞれです。
10:00 授業
大学の徒歩圏内に住んでいるので、とても便利です。
現在はコロナの影響で講義はオンラインですが、普段は大きなレクチャールームでPower Pointを使って教授が授業を行います。
クラスの規模、講義時間の長さはレクチャーによって様々ですが、
大体1時間から2時間の授業で、人数は50人から100人程度です。
12:00 ランチタイム
授業と授業の隙間時間を見つけて、タイミングの合う友達と近くのカフェに行ったり、大学のカフェテリアで軽く食べたりと様々です。
毎週木曜日には、大学近辺でフードマーケットが開かれ、多国籍なグルメを楽しめます。
13:00 自習時間
平日は、図書館も自習室も激混みですが、タイミングが良ければ席を見つけて空き時間に自習をします。
セミナーと呼ばれる小規模でディスカッションベースの授業に備えて準備をするのが基本。
文献を読んだり、講義を見直したり、次の授業で発言できるように自分の考えをまとめます。
でも大半は、偶然居合わせた友達とおしゃべりしている間に授業の時間になってしまうことがほとんどです。
15:00 セミナー
セミナーは、10人〜15人程度のセミナーは講義と比べて小規模で、レクチャーや文献をもとに考えた意見をクラスメートと交換し議論する時間です。
準備できていない状態でセミナーに臨むと、痛い思いをすることも多々…
16:00 自習
講義とセミナーの数は日によってそれぞれです。
1日分の授業が終わると、また図書館や自習室に向かいます。
家だとどうしてもリラックスしてしまうので、キャンパス内にいる間に勉強をできるだけ進めるのが目標です。
18:00 夜ご飯
寮にいた時は、友達と待ち合わせしてカフェテリアでケータリングの食事をとることがほとんどでした。
2年目でフラットシェアを始めてからは、買ってきた食材でフラットメイトと料理をしたり、時にテイクアウトしたり、時には友達と約束して外食したりと色々です。
↑ダウンタウンの韓国料理レストランでの様子
多様性に富んだロンドンは、様々な国の料理を楽しめるのもひとつの魅力です。
中華料理、イタリア料理、インド料理、中には本格的な中東料理もあったりします。
しかし、世界の中でも最も物価の高い街のひとつとして知られるロンドン。
外食を続けると、かなり大変なことになります。
自分の予算をしっかり管理しながら上手に外食と自炊のバランスをとることも、学生生活の中で学べるスキルですね。
20:00 パブ
パブとは、日本でいう居酒屋です。
余裕のある日は、友達と夜にパブで集まって飲みながら夜通し会話を楽しんだりします。
さすがはイギリス、大学周辺には数多くのパブがあり、週末は学生や街の人でひと際賑わっています。
国際的な都市のなかでイギリスらしさを感じられる空間ではないでしょうか。
4.イギリス大学生の1日スケジュール
大学や専攻する学部によって大幅に異なりますが、実際にイギリスの大学生がどんな生活を過ごしているのか、私の例をもとに紹介します。
9:00 起床
シリアルなどで朝ごはんをサクッと済ませ、大学の準備をします。
個人的に、朝のコーヒーは必須です。
起床時間は、授業の時間に合わせて毎日それぞれです。
10:00 授業
大学の徒歩圏内に住んでいるので、とても便利です。
現在はコロナの影響で講義はオンラインですが、普段は大きなレクチャールームでPower Pointを使って教授が授業を行います。
クラスの規模、講義時間の長さはレクチャーによって様々ですが、
大体1時間から2時間の授業で、人数は50人から100人程度です。
12:00 ランチタイム
授業と授業の隙間時間を見つけて、タイミングの合う友達と近くのカフェに行ったり、大学のカフェテリアで軽く食べたりと様々です。
毎週木曜日には、大学近辺でフードマーケットが開かれ、多国籍なグルメを楽しめます。
13:00 自習時間
平日は、図書館も自習室も激混みですが、タイミングが良ければ席を見つけて空き時間に自習をします。
セミナーと呼ばれる小規模でディスカッションベースの授業に備えて準備をするのが基本。
文献を読んだり、講義を見直したり、次の授業で発言できるように自分の考えをまとめます。
でも大半は、偶然居合わせた友達とおしゃべりしている間に授業の時間になってしまうことがほとんどです。
15:00 セミナー
セミナーは、10人〜15人程度のセミナーは講義と比べて小規模で、レクチャーや文献をもとに考えた意見をクラスメートと交換し議論する時間です。
準備できていない状態でセミナーに臨むと、痛い思いをすることも多々…
16:00 自習
講義とセミナーの数は日によってそれぞれです。
1日分の授業が終わると、また図書館や自習室に向かいます。
家だとどうしてもリラックスしてしまうので、キャンパス内にいる間に勉強をできるだけ進めるのが目標です。
18:00 夜ご飯
寮にいた時は、友達と待ち合わせしてカフェテリアでケータリングの食事をとることがほとんどでした。
2年目でフラットシェアを始めてからは、買ってきた食材でフラットメイトと料理をしたり、時にテイクアウトしたり、時には友達と約束して外食したりと色々です。
↑ダウンタウンの韓国料理レストランでの様子
多様性に富んだロンドンは、様々な国の料理を楽しめるのもひとつの魅力です。
中華料理、イタリア料理、インド料理、中には本格的な中東料理もあったりします。
しかし、世界の中でも最も物価の高い街のひとつとして知られるロンドン。
外食を続けると、かなり大変なことになります。
自分の予算をしっかり管理しながら上手に外食と自炊のバランスをとることも、学生生活の中で学べるスキルですね。
20:00 パブ
パブとは、日本でいう居酒屋です。
余裕のある日は、友達と夜にパブで集まって飲みながら夜通し会話を楽しんだりします。
さすがはイギリス、大学周辺には数多くのパブがあり、週末は学生や街の人でひと際賑わっています。
国際的な都市のなかでイギリスらしさを感じられる空間ではないでしょうか。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
6年間イギリスで生活していて、「よく学び、よく遊び、よく休む」という考えが全ての根本にあることに気がつきました。その国民性が実際に大学のスケジュールにもよく現れています。
各チュートリアルに向けた事前準備は必須で、課題も非常に多いです。学生は平日の大半を図書館や自習室で過ごし、勉強に励んでいます。
その代わり、休みの期間はしっかり休み、旅行やパーティーなど娯楽を楽しむ。イギリスの大学生は、オンとオフの切り替えが上手なのが感じられます。
留学をしたからには、日本とは違う学生生活を楽しみたいですね!