2.NYU生の一日のスケジュール
大学のスケジュールは、留学先の大学・学部により大幅に異なりますが、実際にアメリカの大学生がどんな生活を過ごしているのか、筆者の例をもとに紹介します。
8:00 起床
8時頃に起床します。時間があまりないので朝ご飯は簡単な食事を食べています。
8:40 通学
ニューヨーク市は便利なバイクシェアサービスがあり、雨が降ってない日は基本自転車で通学しています。
地下鉄より早く、朝から動き始めて目覚めに助かります。ニューヨークの地下鉄は日本と違い遅れることが多いので、自転車で通学しています。
大学一年生の時は大学の寮に住んでいて、全授業が徒歩5分以内でした。
大学の寮に住めば便利で良いですが、ルームメイトがついてしまうので、私は現在ではアパートに住んでいます。
ニューヨーク大学では4年間続けて寮に住むことができるので、他の北米大学生と違い、4年間寮に住む学生も多いです。
9:30-10:45 授業
ニューヨーク大学のレクチャー(講義)は授業によって規模が変わります。
200人が集まる物理学の講義、学生20人で教授とディスカッションをするクラスなど、いろんな形式の授業が行われています。
教授と関係を作れる小規模のクラスもあることは学生として嬉しいです。
11:00-13:20 実験室
物理学の講義で習う、物理理論を実験で実際に試してみるのも授業の一部です。
レクチャーの後は20人程度で実験室に集まり、その週の実験をパートナーと行います。
授業で習うアイデアなどを目の前で試すことができ、また日常生活ではあまり使わない道具などを使えてなかなか面白いと思います。
ただ、もちろん実験後はレポートを書かなければならず、これが少し大変です。
週によってステップが細かい実験などがあり、長くなってしまう時も多いです。
ステップも失敗してしまうとレポートが書けないので、真剣に行わないと終わりません。
13:20 昼ご飯
授業と実験が終わるとやっと休憩に入ります。
実験の調子によって時間の余裕が変わります。
簡単に食べたいときにはニューヨーク大学の近くのベーグル屋さんでベーグルを食べます。
ここでは、他のレストランと比べると比較的安く食べれます。
時々、前日におにぎりやトーストを準備することもあります。
14:00-15:15 授業
この日は数学の授業があり、75人程度で講義を受けています。
数学の教授はレクチャーに加えて練習問題を出すので、授業の間は気が抜けません。
最後の授業を終えて、やっと一日が終わります。
16:00 ジム
ニューヨーク大学ではジムがキャンパス内に3か所あり、友達と一緒にジムに行って、話しながら筋トレをしています。
授業の課題などから離れて、友達と一緒に勉強以外の事をして、リラックスしています。
ニューヨーク大学の公園近くなので、そこで話をして友達と時間を過ごすこともあります。
17:30-19:00 夕ご飯
ニューヨークはとにかく物価が高い街です。
日本で800円するラーメンがアメリカではチップ抜きで18ドルもします(高い値段で美味しくない物も多いです)。
そのため大学の学食を利用することが多いですが、NYUでは学食の値段設定はまだ高いです。
ちなみに大学の食堂はNYUでは14か所あり、食べ放題の食堂や弁当を頼める食堂があります。
寮に住んでいる一年生は全員学食プランを買うことが義務付けられています。
私も大学一年生の間は学食でバラエティー豊かな食事を食べていました。
寮ではなくアパートに住んでいる今では、食堂に行きにくくなってしまいました。
自炊すると作るのに時間がかかりますが、健康で安い食事を食べるために日々頑張っています。
NYU学食の様子:
19:00以降 宿題
ニューヨーク大学では宿題がかなり多く、いつ宿題が終わるかも時期によって変わります。
今日は、物理の実験のレポートを書くための準備をしました。
テスト時期になるとテスト準備をしないといけないので大変です。